私は以前から、ずーっと、義務教育の方が、きっちり字を教えて、作文指導も熱心におこない、班活動もどんどんして、表現を取り入れているものだと思っていた。
だから中学校で班活動をしているんだから、高校でも継続しておこなえばすんなり実現できるはずだという考えだった。
ところが、生徒の「この1年間で学んだこと作文」を読んでいると、次のようなことに驚かされる。
- こんなに字を直されたのは初めてだ
- こんなに音読をしたのは初めてだ
- こんなに作文をなおされたのは初めてだ
- こんなにグループ活動をしたのは初めてだ
- こんなに仲間と協力したのは初めてだ
- こんなに返事を指導されたのは初めてだ
- こんなに挨拶を指導されたのは初めてだ
もしかしたら、中学校の国語では、高校のそれとほぼ変わらないような授業をしているのだろうか?
上教大にいたときによく行った、上越地区での小学校の授業参観、学校参観は、子どもたち同士の交流はたくさんあった。これらを基準に他の地区の小・中学校を考えてはいけないんだろうなぁ。