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上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

文化の伝承

人間は言語を獲得し、代々修得してきた。赤ん坊が言語を習得し、使えるようになる過程は、過去何千年も変わらずほぼ同じパターンでおこなわれていたものと思われる。

なぜ言語を習得する必要があったのかというと、同時代の別世代の人とのコミュニケーションを保持するためと、別時代の人とのコミュニケーションをするためと、おのれ自身とのコミュニケーションをするためだ。

世代間、時代間やおのれとのコミュニケーションを保持すること=文化の伝承ということだ。

そのために国語という教科は存在する。

近年になり、通信技術、情報伝達技術が科学的に飛躍的に進歩をしたと思われるが、言語の発明に比べたらたいしたことは無いような気がする。つまり、言語の習得の過程にさほど影響を与えはしないと思われる。根拠は見つけられないけれど。

日本語の機能を理解し、習得すること。その結果として日本語文化の伝承をすること。