Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

41歳!

これを読んで下さっているほとんどのかたが通った道ですが、四十路街道をばく進しています。とはいっても、誕生日前後にトラブル頻発で、めろめろです。自分の許容量の少なさに、外付けメモリーを増設したい気分です。

なんて後ろ向きでもいられないので、ひとつ「ほ~」と思った話を。

あるラジオ番組で、若手ギタリストの村治奏一さんと、その番組のパーソナリティー鈴木大介さんの話。

奏一さんのお父さんはギターの教師で、小さい頃からお父さんにギターを習い、その後中学校くらいまで鈴木大介さんに習ったそうだ。(奏一さんのお姉さんは村治佳織さん)

遊びたい盛りの奏一さんは鈴木さんに「ゲームがしたくてたまらないんですよ。」と相談したそうだ。そうしたら鈴木さんは、

「ゲームをやって、日本一になるのは難しいかもしれないけれど、奏ちゃんだったらギターをやって日本一はおろか、世界一になれるかもしれないよ。

といったそうだ。奏一さんはその時「なるほど。」と思って、ゲームをする気にならなくなったそうだ。

なんだか鈴木さんがさらりと言った言葉だけれど、とてつもない内容だなぁと思う。いいアドバイスだなぁと思う。