どうでもいいことに対して、本気で怒ったり、怒らなければならないときに、どうでもよくしたり……。ずいぶん昔はそうしてきたが、『学び合い』を理解するようになると、そういうことが少なくなる。
昔は無駄なエネルギーを使っていたなぁと思う。「ここはゆずれない」というところが子どもたちのものとずれていたから、いらぬ対立も生まれていたように思える。
ベテランの、指導が上手な人の怒り方(指導の仕方)を観察すると、「あ、わざと怒っているな。」というのが解る。(もちろん、生徒にはそれは解らないだろう。というか、怒られている生徒はそれどころではない。)
さて、無駄なエネルギーを使わないから、とっても楽なのだが、無駄なエネルギー発散をしている同僚のことが見えてしまってイライラすることも多い。このとばっちりがこっちに回ってきませんようにと祈るばかりである。