教員になり、様々なイベントを企画する際に、自分の好きな講師を呼べるようになった。そこでお話を聞いたり、また、自費で参加する様々な研修会や講演会に出席して、スイッチオンする機会がたくさんあった。
さて、自分が学生の時、スイッチオンすることがあっただろうか？と突然ふりかえってみた。中学の時の講演会の記憶は全くない。高校の時の講演会は、高尚な学問の話をする講師の方ばかりで、そこから学んだという記憶は残っていない。
学生の時は学びのアンテナを張っていなかったというせいもあっただろう。影響を受けたのはもっぱら本からだった。特に筒井康隆さんの本やエッセイから。
でも考えてみれば、学生の時こそいろんな人に出会って、影響を受けるべき時期なんだろうけれど、バイトや部活や勉強にあまりにも時間をとりすぎて、世界が狭かったと思う。その分を補うために自分が会いたい人、自分が話したい人をお呼びするイベントを企画しているのかな？なんてふりかえってみました。
