なかなかこの落ち込みから抜け出せないので、気分を変えるために教室のモップがけを行った。掃除当番の子どもたちは普通に清掃しているのだが、その後から床の汚れている部分をごしごしモップがけをした。
うちのクラスは1ヶ月同じ班が同じ所を清掃する。初めはなかなか自分たちだけで動けず、掃除のやり方も非効率なのだが、1ヶ月もたつと、てきぱきと、自分でやることを見つけて掃除ができるようになる。だから私が勝手にモップがけをしていても清掃に支障はない。
「そうじ学」の本をちょこっと読んだことがあるのだけれど、それにちょっとだけ触発されて、やってみました。「感謝の気持ちを込めて掃除をすること。」
今まで落ち込みがあると、自分が張っているアンテナに何かが引っ掛かり、「やる気」が湧いてきたのだが、今回はそれがダメなので、自分で動いてみました。ちょっとだけ掃除をしただけだから、何が変わったわけでもないが、気分転換にはなった。
教室から誰もいなくなって、私がモップとバケツを持って流しに向かったら、1人廊下をぞうきんがけしていた隣の隣のクラスの先生がいました。雨が吹き込んで汚れていたのです。「モップ貸しましょうか?」と言ったら嬉しそうにしていました。
モップとバケツをちゃっかり渡して、その先生に片付けてもらうことにしました。その先生の役にたって、自分の手間も省けた。ちょっと気分がよくなった。だんだんいい具合に回っていくかな?