Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

反応の良さ!

先日、「羅生門」に入る前に、こんなことを語った。

実は、そのクラスの担任が、他の先生に、「体育祭の選手と役員決めの時に、『オレはイヤだ』なんてことばっかり言って、全く決まらなかった。」ということをぼやいていたのを小耳に挟んだからだ。

語った後の子どもたちの活動は今までに全く予測もつかないものだった。立ち歩きが始まり、情報収集に出る者、黒板に出て書いて、みんなを納得(説得)しようとする者、まさに『学び合い』の現象が現れた授業だった。

語るというのは重要だなぁと思うと同時に、カタルシス(だじゃれ?)を覚えてしまった。語りすぎないようにしなければ。

他の学習学級活動でもあんな感じになってくれればと願う。生徒指導は教科指導でというのがよくわかる。




","tsmumu�wみたかったー!!すごくみたかったー!!残念です・・・。<br>そして語りのすごさに感服しました。�x
F-Katagiri�wその後の学習は「こんなものか」と思ったのですが、でも、考えてみれば、情報収集のために立ち歩きを全くしなかったクラスが、当たり前のように情報収集するようになってきました。それ自体すごいことだなぁと思います。こっちが「もっと、もっと」と思うと、現状に慣れてしまいますが、初期に比べるとかなりの高みに登っていると思えます。�x