Pay it Forwad,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

世界中が……3

世界中が……3

著者は書いていないが、M社が世界中に浸透した理由の一つは何でも値段を付けたことじゃないか?と思っている。コストを一元管理し、コストに見合うのかどうかで経営をしたんじゃないかと勝手に思っている。

だからあんなに安いハンバーガー(100円?)を提供して、利益が上がっているのだ。しかし、100円のハンバーガーで利益を上げるということは、逆に言えば相当無理している(無理させている)ことがあるともわかる。

いや、それではなく、私が一番重大だと思うのは、

スマイル0円

である。笑顔なんかも値段を付け、コスト管理をしているということになる。これは問題だ。笑顔に値段は付けられないはずだ。「0円」というのは、値段がないという意味ではなく、笑顔はお金で測れるという意味である。

つまり、感情や感覚や大げさに言えば文化にも値段を付け、売り物にしたということになる。

この「何でもお金に換算できる。」というスタイルが実はどこの国の文化にもなかったことだったのかもしれない。そしてそれが世界に浸透した理由なのかもしれない。

でも、世界に浸透したからといって、それがいいこととは思えない。