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上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

続・終物語


Tジョイ万代に観に行ったのだが,Tジョイ万代は,いつも値段が高い。ほとんど割引がない。だからほとんどここで映画を見たことがない。しかし,「続・終物語」は新潟県内はここでしかやっていない。1週間待って,12月1日に行けば,映画の日で,1,000円になるから,迷ったけれど,休日勤務の振替休でせっかく空いていそうな日に行けるから,1,800円覚悟で観に行った。案の定人があまりいない。

約1年前から「化物語」にはまってしまって,平日は必ずシリーズの1本は見るようになった。Amazon Prime Videoで見られるようになって,何でこのアニメ,今まで知らなかったんだろう?と思いながら見始めた。

アニメは,はっきりいって情報過多である。停止ボタンを押さないと読み切れないテロップ,たくさんのセリフ,言い回し,他作品のパロディーがふんだんにありすぎる。それでも見始めたのはキャラクターの綺麗さと,「直江津高校」という舞台の高校のネーミングだ。

終物語」は,最近amebaTVで無料放映していて,ようやく見ることができた。考えてみれば,「〈物語〉シリーズ」にお金を出したことは今までなかったな。ようやくここでお金を払った。

主人公阿良々木暦が鏡の世界に入るのだが,鏡の世界は左右逆の世界ではなく,裏返しの世界という設定で,今までのキャラクターの「裏」の姿で登場してくる。そして最後の登場人物,阿良々木暦の「裏」は……,という内容だった。

鏡の世界は,左右逆でありながら,実は左右逆ではない。こんなこと,「チコちゃんに叱られる!」でやっていたな。左右逆と思うのは錯覚なんだと思いながら観ていると,混乱してきた。台詞も混乱を引き起こす作りになっているし,まさに,「〈物語〉シリーズ」の真骨頂ということか?

これは,「〈物語〉シリーズ」をほとんど見ていなければ,辻褄が分からない設定の映画で,その設定の説明はほとんど無いに等しい。次男が予告を観て「観に行きたい」とねだったが,絶対に消化しきれないなと思った。

ほとんど観ている私でも,消化しきれない部分は多々あった。テレビシリーズだって,1回観ただけでは消化しきれないんだから,映画だったらなおさらだろう。まぁ,いつか,またこの映画を観ることになると思うから,それまでにテレビシリーズを見入っておく必要がある。

だいたいまだ「傷物語」を観ていないから,この作品世界の「始まり」が分かっていないんだよな。