Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

ポモドーロテクニック2


以前から知っていたが,最近やり始めて自分には効果があったポモドーロテクニック,いいアプリが見つかったので,とても効果があるように感じる。

高校教師時代は,授業があり,それが仕事のリズムとなっていた。大学教員は,授業がある時はあるが,無い時は全くない。3〜4時間ぶっ通しでデスクワークの時間が確保されることもよくある。

ポモドーロテクニックとは,25分集中し,5分休憩するというサイクルを続け,集中力を維持するというそれだけのテクニックだ。詳しくはリンクを参照してほしい。

私にとってこれの何がいいのかというと,デスクワークを続けると,それに飽きてしまい,メールチェックをしたくなる。メールチェックをしてリンクをたどってネットサーフィンをし続け,あれ?今,何の仕事をしてたんだっけ?ということがよくあった。

また,休憩時に今ハマっていることをし始めると,抜けられなくなり,結局目の前の仕事が終わらないなんてことがある。

ポモドーロテクニックを導入すると,5分間の休憩の時にネットサーフィンをしたり,ゲームをしたり,休息したり,「仕事の進行の邪魔になり,簡単に集中してしまいがちになること」を「その時にすればいい」と切りかえられ,目の前のやらなければならない仕事に集中できるし,休憩時にやるべきことの時間が確保されているので,精神的な安定もある。

実際に,この記事を書いているときに休憩時間のアラームが鳴り,5分休憩してまた再開した。私はこういうように「機械的」に決められることで,仕事の効率が上がるタイプなのだろう。

しかも,iPhoneアプリ(Focus To-Do)も見つけたので,導入しやすくなった。最初に開始ボタンを押せば,後は自動で開始時刻,休憩時刻にアラームを鳴らしてくれる。その後何もする必要はない。

また,このアプリはApple Watchにも連動しているので,Apple Watchで残り時間の参照,仕事時間の開始,一時停止,終了などができる。このアプリがあるからこそポモドーロテクニックにはまったといってもいい。

個人差があるだろうが,25分が人間が継続して深く集中できる時間だということだ。なるほど中学,高校の授業時間は50分に設定されているが,途中で「抜く」時間が必要というのもよく分かる。

Focus To-Do

<a href=""https://itunes.apple.com/jp/app//id1355599306?mt=8"" style=""display:inline-block;overflow:hidden;background:url(https://linkmaker.itunes.apple.com/ja-jp/badge-lrg.svg?releaseDate=2018-03-07&kind=iossoftware&bubble=ios_apps) no-repeat;width:135px;height:40px;""></a>