Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

ポモドーロテクニック2


ポモドーロって,イタリア語でトマトのことだったのか。知らなかった。トマト型のキッチンタイマーで測ったからそう命名したらしい。

25分仕事をして5分休憩をするというとても単純なサイクル。4サイクル目には15分の休憩が待っている。これを導入して約半年経ったが,とても自分には合っている。

Macに向かって仕事をしていると,だらだらと脱線し,メールチェックをしたり,ネットサーフィンをしたりするようになる。別にそれはそれで仕事なんだけれど,今しなければならないことについて検索していると,検索が派生して脱線してしまう。

そこで5分の休憩が入ることで,強制的にその仕事を切断する。5分の休憩の時には必ずリクライニングチェアで横になることにしている。そこで,「あれ,今何するべきなのかな?」と思い返し,脱線から元に戻ることも多い。

5分の休憩がとてもいい効果だ。マンガを数分読んで,数分目をつむることで,最近特に目の疲れがひどくなっている私にとってはいいリラックス効果をもたらしてくれる。そしてその時に,たすくまに記入するほどでもないちょっとしたやるべきこと(あの人にメールを送っておかなきゃ,とか,ICレコーダーをあっちの鞄に入れておかなきゃ,とか。)をよく思い出す。物忘れの多い私は,これで結構助かっている。

次のサイクルには何をしようかな?と次のタスクを決めることができる。そうすると集中する。

どんな仕事の途中でも休憩時間が来たら,分断する習慣が付いた。すぐに横になる。そうすることで,続きの仕事のマネージメントをすることもできる。

最近は5分という短い時間の休憩をするために25分仕事をしているようになって来た。私によくある主客逆転だ。それはそれで効率が上がっているのだからとてもいい。

とはいっても,終業時刻になるとがっつり疲れているのもわかる。疲労困憊でアパートに帰り飲むビールがいいんだなぁ。