「お金がないから新車が買えない」
フルモデルチェンジのNew VEZEL購入を断念した理由であるが、「お金がない」といいながら、お金はある。この意味は、「新車購入に割り当てるお金がない」という意味である。新車を購入したら、子どもたちの学費の支払いが厳しくなるし、きっと、借金をしなければならない。今乗っている車がボロボロで、明日にも廃車という状態だったら、借金をしても車を購入するかもしれないが、そういうわけでもない。
家賃、家のローン、食費、交通費に割り当てるお金はある。だから「お金がない」というのは本当にお金がないということではない。
「時間が無い」
と言われることがある。「言われる」というところがミソである。私は以前は使っていたような気がするが、今は使わない。
なぜなら、「時間が無い」と言われるということは、「時間が本当に無いということではなく、今取りかかっていることで手一杯で、今、あなたが要求しているコトに割く時間はない」と言われていると同義だと感じるからだ。つまり、「あなたの優先順位は低いですよ。」と宣言されたようなものである。そりゃあ、心が折れる。
私も昔はよくこの言葉を使っていたかも。自分がとても忙しいということにかまけて、忙しいということに酔って、忙しいアピールをして相手を傷つけていたんだなぁと思う。年をとらないと気付けないのが私の罪深さだな。今でも気付けないことは多いのだけれど。