2008-10-06 クラインの壺 本 クラインの壺 (講談社文庫)作者:岡嶋 二人講談社Amazonブログでも薦められたので、岡嶋二人の私にとっての2冊目を読みました。あっという間に読みました。設定もおもしろいし、SFであり、ミステリーでもあるし、ホラーでもありました。これも映画化したらおもしろいだろうなぁと思いながら読んでいました。ハリウッド映画で、大仕掛けな街を作って、主人公以外全てがエキストラで本人を騙し続けるという映画があったけれど、これをIT技術でおこなうようなものかなぁ?ただ、(これ以降はネタバレなので、読みたい人だけクリックして下さい。) 最後は、「今」の場面がバーチャルな世界か、現実世界かの区別の仕方を主人公が暴いてイプシロンを告発してほしかったなぁ。