Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

1年間のふりかえり

出勤日には毎日更新を目標にしていたけれど、昨日はいよいよパソコンの引っ越しと、設定でてんやわんやで更新できなかったぁ。おまけにネットに繋がらないんだもん。ということで、ふりかえりです。今年度満足できたこと(順不同) 担任のクラスが学び合える…

引っ越し

来年度は今いる進路指導室から教務室に常駐することになる。そのため引っ越しをしている。前任校から持ってきた荷物で、3年間全く手を触れずにおいてあったものがいかに多いことか。また、ここにきてからためた紙ゴミのなんと多いことか。どうして紙をあん…

教科による違い~危機感~

理科の授業では『学び合い』が進んでいるように思える。言い換えると、『学び合い』を意識する理科を担当する教師の数(割合?)が国語と比べて多いように思えるということだ。国語でやっている学び合いは、ほとんどが「伝え合い」であって、単なる発表の場…

今が一番手に終えない

言っても言うこと聞かないし、だっこしても腕をほどこうとする。兄をバシバシ叩くし、気に入らないと私まで叩く。 「鬼のいる押し入れに閉じこめるよ。」と言って押し入れに連れて行くと、わんわん泣くけど、その後はケロリとしている。 ふぅ。どこにも連れ…

離任式

本日離任式だった。年度内に実施するようになったので、なんだかもの足りない気がする。まぁ、義務教育では当たり前に年度内におこなうから、しょうがないのかな?それはそうと、離任なさる先生の紹介というと、係分掌は何をして、部活動は何を持って……とい…

地震

家で家族といたらいきなりゆさゆさ揺れた。地震だ。中越地震以来の感じ。思わず次男をだっこしてソファーに座った。次男は迷惑そうに離れたがった。していた遊びを続けたがったのだ。ニュース映像では能登半島で家の崩壊が映されていたけど、震源地に近い珠…

卒園式

今日は長男の卒園式だった。ウルウルくるかな?と思ったけど、それほどでもなかった。卒園式の園児のみんなの態度は立派なものだった。でも謝恩会はその反動か、めちゃくちゃだった。園長先生を初め、保育士さんたちがとても丁寧で熱心だ。安心して預けられ…

ナンバーワンとオンリーワン

いっとき、「ナンバーワンよりもオンリーワン」という言葉が世に出回った。スマップの歌で世間に知られたのだが、もともとは槇原敬之、そしてそのおおもとは丸山浩路さんの講演である。丸山浩路さんの講演を聴いて、勤務校に講演に来てもらい、挙げ句の果て…

中村文昭さんの4原則

最近すっかり傾倒している中村文昭さんの講演CDを聴いて、メモします。 すぐに返事をする 損得勘定は二の次 頼まれごとは試されごと 相手の予測を上回る できない理由をいわない 今すぐやれることを探しておこなう ちょっと気を抜いたら『学び合い』グルー…

今日は終業式

あのクラスは今日で解体です。いろんなことがあったけれど、総じて楽しかった。期待以上のことをしてくれた。ということで、最後のLHRは褒めちぎりました。新しいクラスになっても、自分の役割を見つけて、力を発揮してほしいと言いました。残念ながらweb…

『理由』

先日、録画しておいた『理由』を見た。原作は読んでいて、映画化されたのも知っていたが、機会がなくて見られなかった。登場人物がやたら多い作品だ。ラストシーン、女の子が走っていくところでウルウル来てしまった。なんでだろう?不思議だ。原作を読んだ…

勉強が必要だから学力向上した例

中村文昭著「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」を読んだ。その中にこんな記述があった。 小学生の女の子が、塾にも行かず、家庭教師もつけず、それほど家庭で勉強もしていないのに、成績が上位になっているというのだ。その子はいつも何をしているの…

長男の成長

最近次男は言うことを聞かない。保育園の帰りになかなか自動車に乗らなかった。カミさんが「そんなんなら今日は保育園に泊まりなさい!」と言ったら次男は意気揚々と保育園に戻っていった。もうすでに自動車に乗り込んでいた長男は、あわてて自動車から降り…

平仮名と筆順

長男が4月から小学1年生だ。カミさんが小学校の説明会に行ってきた。小学校で言われたことは、「自分の名前(ひらがな)と、その筆順を覚えさせてください。」ということだ。私は筆順は自身があるけど、今受け持っている子どもたちが親になって、その子ど…

ですYOとアクセルホッパー

「エンタの神様」をよく見るので、エイスケも見る。 その中で「ですYO」と「アクセルホッパー」がお気に入りで、 良くマネをしている。 「ですYO」は、「YO!」とか、「SO!」とか、ぴったりのタイミングで言える。 すごいなー。 2歳2ヶ月

「とうちゃん」と言う

「パパ」もたまには言うけど。 2歳2ヶ月

ぼくはクマの歌をうたう

フランス語のセリフもそれなりに言う。 スマップの「ありがとう」が流れたら、そこら中を走り回ります。 2歳2ヶ月

思ってもみなかったこと

私は以前から、ずーっと、義務教育の方が、きっちり字を教えて、作文指導も熱心におこない、班活動もどんどんして、表現を取り入れているものだと思っていた。だから中学校で班活動をしているんだから、高校でも継続しておこなえばすんなり実現できるはずだ…

音読祭の結果

以前の記事(id:F-Katagiri:20070224)で、音読祭のメリット・デメリットを挙げた。その効果はどうだったのかというと、まぁまぁ良かった。というのは、学年末考査での平家物語の読みの問題が、良くできていたという印象だからだ。また、「今年度の国語の授…

列車通勤

ノーマルタイヤに替えてしまって、大雪で高速道路はチェーン規制だった。あきらめて列車通勤にした。在来線で通うのは初めてだった。雪景色でなかなかいい眺めだった。入試だったので、それほど混んでもいなかった。でも途中から受検生とおぼしき中学生達が…

「9」を「きゅう」と言える

初めて字を読んだかな?「9」しか読めないけど。 2歳2ヶ月

裏目裏目

どうもいつも自分の選択が裏目に出ているような気がする。近道をしようと通った道が工事中で、通行止め。結局引き返して時間をロスするような感じ。暖かい日が続くので、ノーマルタイヤに替えたけど、昨日からの大雪。必要なときにスタッドレスをはいていな…

最高の「お礼の言葉」(答辞)

本日卒業式だった。私が卒業生代表「お礼の言葉」(答辞)の指導だった。生徒会長のキャラを生かして、全校生徒、保護者、職員に訴えかけるものにしようと思っていた。イメージとしてはアントニオ猪木のマイクパフォーマンス*1。そして会長もその提案に乗っ…

『学び合い』の有時間性2

先日NHKのニュース(全国ネット)で新潟県内の中学校の取り組みが紹介されていた。「勉強のしかた」を学校でマニュアルにして、生徒に配布しているそうだ。授業時間減に伴い、家庭学習時間が減っていくことへの危機感から、学校が作成したそうだ。その配布に…

入学おめでとう大会

新潟日報社主催の「入学おめでとう大会」に出席してきた。息子が来年度から小学生なんです。小学校長の話や、小学1年生の出し物や、なまらのコントや、ドラえもんの映画やらがあって1時間半の催し物だった。NEXT21であった。ラブラ万代ができたせいか、NEX…

『学び合い』の有時間性

教室内で『学び合い』が起こると、それぞれの子どもたちが何を学んでいるのかわからない。当たり前である。「学ぶ」ということは、学んでいる人によって全く内容が違う。同じ活動をしたとしても、学ぶ内容は人それぞれである。その「人それぞれ」の学びが有…

消費型と労働型

「消費型」とは、「無時間モデル」である。つまりお金を払えば商品はすぐ手にはいる。そこには時間のブランクはない。「もしかしたら手に入れられないかも……」という商品に対してお金を払うことはしない。今ではまだお金を払ってもいないのに、商品が届く場…