教職
結果で過程を測ってしまいがちなのが学校教育だ。テストの得点結果で、そこまでに至る過程(どのように何を学んだか)を測りがちだ。テスト問題に出てこなかった部分を学んで習得していたとしても、それは「運が悪かった」として、学んでいなかったことにさ…
勇気論作者:内田 樹光文社Amazon読みかじりだが、学生、生徒の行動を観察していると、「そうだよな。」と頷ける記述が多くて参っている。学校では「勇気」をガリガリ削る教育しかしていない。高校国語では「論理国語」なんていう科目を立て、何の勇気も無く…
丸山真男の高校現代文(もうない?)定番評論文である。「であることにあぐらをかいていては、その「であること」はいつの間にか無くなってしまうということだ。権利は不断の努力で守らなければならない。昨日個人ゼミで、授業でのグループワークで年上の人…
私は講座Fで、大学生のための教育実習指導案検討会を開きます。大学生限定です。この9月から教育実習に臨む人、または、来年に控えている人、「授業づくり、授業案作成ってどうすればいいの?」という初歩の疑問から、「対話的学びってどういう発問で生ま…
payforward.hatenadiary.com の続き。〈物語〉シリーズはジュブナイル小説(アニメ〉なのだが、その中で「謎」な大人が何人か登場する。忍野メメは、怪異の専門家で、高校生の主人公阿良々木暦が怪異に関わったトラブルを解決していく。しかし、そのうちふら…
終わらせる拍手ともっと続けてという拍手のどちらをもらったら嬉しいのか、というと、当然「もっと続けて」の方だ。とはいっても、私はそんな拍手をほとんどもらったことがない。たまに話す講演会でも「終わらせる拍手」ばかりだ。それに気づかず、自分の話…
Hさんが授業中の拍手について研究のギアを上げている(はず)ので、拍手についていろんなものと繋げて考えるようになっている。そして、学部1年生担任の「人間教育学セミナー」の選択図書で、内田樹の「先生はえらい」*1を再読しているため、そこの記述と…
学部2年生授業「教育実践基礎論」で模擬授業が始まった。1回目の模擬授業は国語科韻文の授業の導入部だけなのだが、初めて授業案を作る2年生たちはかなり苦労を強いられる。それでもそれを覚悟してこの授業を履修している(はず)。概して詩や俳句や短歌…
先日の全体ゼミは、たまに回ってくる私の担当だった。主に授業検討会をするのだが、最近は「これって何のため?」シリーズで対話の時間としている。そもそも学校の先生になろうとしている人が多いのに、「学校は何のためにあるのか?」という根本的なことを…
学部2年生「教育実践基礎論」に今年も常世晶子さんに来ていただき、アナウンス講座を開いた。今年の履修生が30人超で多いので、全員で一斉に声を出すとかなりの迫力、人の声には力がある。まずはよい声を出すには、体をリラックスさせる必要があるというこ…
先日の人間教育学セミナーでのうちのクラスでのディスカッション。 「学校教育は何のためにあるのか?」 「社会の発展のため」と答える学生に「今、社会は発展しているのか?」というツッコミをする。もしかしたら18歳前後の学生にとって、物心ついてから社…
学部新入生向け授業「人間教育学セミナー」では、教職の意義について考えて行くことも目標となっている。今日はその時間。理想の教師像についてオンラインノートに入力していくのだが、その前にグループでディスカッションさせた。自分の学校像や教師像、教…
今日の全体ゼミでは、2月に参観させてもらった片桐研究室OB・OGの授業についての情報共有、検討会をおこなった。昨年卒業したばかりで、ほぼ1年ぶりに会った先輩たちの姿は、ゼミ生にとって眩しく映ったことだろう。私は1人の授業しか見に行けなかっ…
学部科目「教育実践基礎論」の模擬授業(各教科)の英語教育の意義で学生さんが必ず出してくるのが「グローバル社会に対応するため」というものだ。この、「グローバル社会に対応するため」というのは、中学、高校時代から英語教育のいろんな場面で伝えられ…
毎年今頃連携している高等学校で学部3年生が授業実践をさせてもらっている。9月からの初等教育実習に向けて、1単元の授業をすることによって、自信を持つことが狙いだ。ただ経験を積むことだけではなく、模擬授業用ではない、本番の授業デザインをしっか…
国語科授業を作っていたり、授業を観ていたりすると、「あれ?なんだかずれてきているぞ?」と気づくことがある。学生さんが模擬授業を作るときによくあるのが、 今まで受けていた授業の活動(課題)をそのまま取り入れ、どうしてそれを行うのか全く考えてい…
学部2年生授業「教育実践基礎論」の前期の授業が終わった。その最後の時間は、学生さんたちとの対話の時間を設定した。私は今まで伝えたいことがあったら、スライドを作って、投影し、それをもとに話していたのだが、なんだか伝わらない気がしてきて、プレ…
学部2年生の授業「教育実践基礎論」の模擬授業が佳境を迎えており、連日各班との「対話」で互いに授業を作っていく。「対話の時間を取ってください」とメールが来る。いい傾向だ。それでも「対話」といいながら、私が授業デザインを押しつけてしまう場合も…
Pixel7のレコーダーで今日の授業の冒頭「目標設定の仕方」を喋ったものを文字起こしをしたものを載せる。Pixel7に接続できるピンマイク(と言っても、マイクだけのものは高いので、マイク付き片耳イヤフォンを胸にクリップで留めた。2千円程度で買えるし、…
Pixel7のレコーダーで今日の授業の冒頭「目標設定の仕方」を喋ったものを文字起こしをしたものを載せる。Pixel7に接続できるピンマイク(と言っても、マイクだけのものは高いので、マイク付き片耳イヤフォンを胸にクリップで留めた。2千円程度で買えるし、…
Pixel7のレコーダーで今日の授業の冒頭「目標設定の仕方」を喋ったものを文字起こしをしたものを載せる。Pixel7に接続できるピンマイク(と言っても、マイクだけのものは高いので、マイク付き片耳イヤフォンを胸にクリップで留めた。2千円程度で買えるし、…
否定しない会議 「否定しない」というのは、頭ごなしにダメ出ししないということ。 「否定しない」というのは、その場を成り立たせたり、その人が喋っていたら、最後まで聞くということ。 途中で相手の話を止めてもいいはず 「否定しない」という「呪い」 適…
news.yahoo.co.jpそのチームが人気が無かったり、優秀な選手がいなかったり、メディアの注目を集めたいときに、トップがスターになって目立たせることに意味があると思う。でも、あまりにもトップが目立っている場合、チームの構成員はどんな風に思うのかな…
今でも、例えば、「音声言語表現活動」の活動事例を先生方に提示して、「音声言語の練習も必要だよね」と伝えると、必要さは認めてくれるのだが、「どうやって評価するの?」という問いが必ず来る。ここでいう「評価」は「点数化」の意味だ。「教育」と「点…
長野県教育委員会と上越教育大学教職大学院のコラボ企画でタイトルの講座を行った。ここ2年間オンライン講座なので、「対話」というテーマなのに、もどかしくてしょうがない。しかし、長野県総合教育センターの方々のご尽力で去年よりもスムーズに講座は進…
2022年 日本 高田世界館視聴ドキュメント映画でしか報道というか、編集、公開されない内容だと思う。テレビ、新聞ではすぐに権力者が弾圧をかけ、特にテレビはこういうことを報道したら潰しに来る昨今だ。今や映像付きで報道するのは、ドキュメント映画とい…
学部3年生が卒論テーマの一部として、「ペーパーテストの限界」を調べている。ペーパーテストでは、学力のうち、何が測れて、何が測れないのか?ということだ。しかし、世には学校で身に付けさせる力は、ペーパーテストで測れる力のみと考えている教員もい…
今日の大学院授業「中学校高等学校国語科授業づくり演習」では、今年度から始まった「現代の国語」の実用的な文章を取り上げ、みんなで「どんな課題を設定して授業をしたらいいのか?」と、考えた。その教科書には「実用的な文章」として学級日誌が例の1つ…
片桐研究室の学部2年生Hさんは、毎日その日の出来事を手で書いて残しているそうだ。いわゆる「日記」なのだが、「手書き」である必要があるのか?というところから発想し、1人1台タブレットが配布され、手書きで文字を入力せずとも、タブレットにフリッ…
新年になって、1カ月も過ぎて、今年やろうと思うことごとがだいたい固まってきた。ぼんやりと頭の中に置いておいても良いのだけれど、ブログで公表しておいた方が自分の励みにもなるし、ふりかえりにもなる(年末には年頭のことなんて忘れてしまう可能性が…