授業づくり
この頃、授業を参観していつも思うのだけれど、「やらされている感満載の授業」に自らツッコミを入れられなければ、学びが生まれる授業は実現しないということだ。「その活動、何のためにやっているんですか?」 「どうしてそのプリントにそう示したのですか…
payforward.hatenadiary.com に引き続き「単位」の話。デシリットル(㎗)って、日常生活では見かけないのに、小学2年生算数でどうして学ぶのか?単位変換の問題を解かせるために学ぶとしか思えない。ネット検索すると note.com とか、 web.quizknock.com …
本とは関係ないのだが、学部2年授業「教育実践基礎論」が終了した。第1回模擬授業(国語・詩)と、第2回模擬授業(各教科)で、計17グループが作った指導案を検討した。「面白い課題」「飽きない課題」ベースで考えてくるグループ、見当がつかずとりあえ…
勇気論作者:内田 樹光文社Amazon読みかじりだが、学生、生徒の行動を観察していると、「そうだよな。」と頷ける記述が多くて参っている。学校では「勇気」をガリガリ削る教育しかしていない。高校国語では「論理国語」なんていう科目を立て、何の勇気も無く…
学部2年生教育実践基礎論の次のグループは理科の授業を選んだ。しかし難航している。学習指導要領や解説に書かれてある文言がすんなり入ってこないようだ。 《生命現象と物質》 生命現象を支える物質の働きについて観察,実験などを通して探究し,タンパク…
研究指導や、授業づくり指導をしていると、「なんでこの研究が必要なの?」「何でこの問題を解かせるの?」というツッコミをよくする。どちらも、「そこに研究対象があるから」とか、「教科書にこの問題があるから」ということで、それを素材に研究したり、…
小説や物語を国語科授業で取り扱うのは「趣味」であり、実用的ではないという考えが主流の昨今、ぼんやりとこんなことを考えた。payforward.hatenadiary.com でも整理したのだが、上記の記事では「言外にあるものを読み取る」としか書いていない。人間の思考…
終わらせる拍手ともっと続けてという拍手のどちらをもらったら嬉しいのか、というと、当然「もっと続けて」の方だ。とはいっても、私はそんな拍手をほとんどもらったことがない。たまに話す講演会でも「終わらせる拍手」ばかりだ。それに気づかず、自分の話…
ガラス窓の向こうで 朝が 小鳥とダンスしてます お天気のよい青い空 学部2年生授業、教育実践基礎論で、この詩を選んで模擬授業(初めての)をするグループが多い。しかし、「体言止め」とか、「比喩表現」とか、そういう詩の外郭的なものしか見てこない学…
payforward.hatenadiary.com の続き。教材の詩「春の河」の詩中に「川々」という語が出ている。学生たちはまずこれに気づかない。気づいたとしてもスルーする。「河」と「川(または「川々」)を同じものだとみなす。そんなことをスルーして、倒置法やら繰り…
前回は授業中の発言に対する拍手は、発言という行為そのものに送られているのでは?と述べた。授業者にとっては授業中の発言は授業が活発に為されているという分かりやすい現象であり、授業者も「授業を盛り上がっている雰囲気を作ってくれてありがとう」と…
昨日に続けて「拍手」考 payforward.hatenadiary.com 学術的な裏付けはゼミ生のHさんに任せるとして、授業で拍手を促す(強要?)授業者の意図について勝手に推察してみる。 拍手があるとそれで締まる、盛り上がる、終わらせられる 授業者の意図に沿っ発言…
学部2年生がゼミ決めのために面談する期間になっている。どうしてうちのゼミに興味を持ったのか?と質問すると、「前期の『教育実践基礎論』で、授業づくりをちゃんと学べて、これからも学びたいと思うから」という回答をしてくれる。後期の授業では、小学…
学部2年生の授業「教育実践基礎論」では模擬授業が始まっている。例年どおり課題作成に手こずっている。課題作成のコツ(といっても、とても難しいが、本当の「学び」が生まれる課題作成の考え方)をまとめた。 0) その教科の学びが生まれるもの 1) 明確な…
国語科授業を作っていたり、授業を観ていたりすると、「あれ?なんだかずれてきているぞ?」と気づくことがある。学生さんが模擬授業を作るときによくあるのが、 今まで受けていた授業の活動(課題)をそのまま取り入れ、どうしてそれを行うのか全く考えてい…
学部2年生授業「教育実践基礎論」の前期の授業が終わった。その最後の時間は、学生さんたちとの対話の時間を設定した。私は今まで伝えたいことがあったら、スライドを作って、投影し、それをもとに話していたのだが、なんだか伝わらない気がしてきて、プレ…
学部2年生の授業「教育実践基礎論」の模擬授業が佳境を迎えており、連日各班との「対話」で互いに授業を作っていく。「対話の時間を取ってください」とメールが来る。いい傾向だ。それでも「対話」といいながら、私が授業デザインを押しつけてしまう場合も…