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上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

鍋の楽しみの変化

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鍋に限るわけではない。焼き肉もそうかも知れない。御飯もそうかも知れない。鍋の具、焼き肉の肉の質がよいことには越したことがないのだが、それよりも、鍋を楽しむには、それに付ける薬味にこだわるようになって来た。七味唐辛子、かんずりゆず胡椒、葱、生姜などなど、むしろそっちを充実すれば、鍋の具なんて葱と豆腐で十分だったりする。

こういうことは若い頃には全く感じなかったことだ。とにかくエビや蟹や貝や肉が入っていればそれで満足だった。薬味に何があるか?なんて全く気にしなかった。

何でこういうことが起こるのか?食べる具そのものへの興味が薄れたというか、それほど食べなくてもよくなったのかもしれない。薬味で具を引き立てるということを知ったのかもしれない。

刺身は好きだが、醤油なしで刺身は食べられないのは不思議だ。どんなに質のよい魚でも、醤油抜きで食べろと言われるくらいだったら、普通の魚を醤油で食べた方がおいしいと感じると思う。

味って不思議だとも覆うし、「引き立て役」が実は主役なんじゃないか?とも思う。