Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

いよいよ甲子園球場へ

出発1時間前に打ち合わせをして、バスに乗り込む。時間調整のために降りたSAは、他の学校や、一般の自動車であふれかえり、しかも刺すような日差しですっかりめいってくる。こうも大阪の夏は暑いのか。まだ8月上旬なのに……。さっそく日焼け止めを塗った。

今までエアコンの効いた場所にしかいなかったので、体力的にもきつくなってきたテンション下げ下げ下げである。

浜甲子園駐車場についた。暑い。暑すぎる。バスがたくさん並んでいるので、平常の気温よりも5度くらい高いんじゃないのか?バスの外に出て並んだが、なかなか出発できない。出発したら暑い中20分以上歩く。

うちのクラスの1名の生徒の顎が上がってきた。汗だらだらでなんだか危うい感じだ。困った。聞くと眠っていないということだ。「当たり前だ!」とちょっと怒ったが、怒るのもしゃれにならないほど具合が悪そうだ。荷物を他の生徒に持たせた。

甲子園球場についたらなんだか工事中で、蔦が全くない。リニューアル中ということで、蔦が絡まった姿を期待したのだが、残念。甲子園球場は思ったよりも小さいというイメージだ。テレビで見ればどでかい印象があるのだが、外観はそうでもない。ビッグスワンや東京ドームぐらいの規模を想像していた。

到着が遅れたし、前の試合の進みが早いというので、自由時間は30分のみということになった。前の試合の7回表終了後、応援団はアルプススタンドに入れるというのだ。さっそくお土産の買い出しに出かけた。

球場正面にあるお土産売り場はごった返している。どこかに我が校の校名が入ったグッズがあるはずだと回ったらあったあった。とりあえずいろんなものを2つずつ購入した。物色しているヒマはない。とりあえず買っておけばあとで何とか分けられるだろう。

集合場所に戻る間、応援団のために作った帽子をかぶっている人がたくさんいた。保護者会でもなく、三条市の一般の方々だ。ありがたい。ありがたい。暑い中ずーっと外で待っていてくれている。