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上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

現代文の学習の仕方

現代文の学習の仕方

とにかく読む。何度も読む。音読する。

しかし何も考えずに読んでいてはいけない。疑問を持ちながら読む。疑問は単純なことからで良い。

あれ、この言葉の意味って何かな?あれ、「それ」って何を指しているんだろう?

あれ、これって自分の身近な話では、どういうことなんだろう?

と疑問を持てればしめたもの。まずはこの疑問を自分で持てるかどうかにかかっている。「わからない」からと言って思考停止に陥ってはならない。このハードルを越えると現代文はどんどんわかってくる。

しかし、この疑問を他人から与えられているうちは、現代文はわからないままである。つまり、与えられた「問い」に答えているだけでは自分でわからないのだ。その文章はわかったことになるかもしれないが、他の文章に関して問いを与えてくれる人がいなかったらわからないままだ。

例えば、

ファーストフードでは厨房を廃止している。

という表現にどれだけ疑問を持てるのか?「へー、M社の店舗には厨房はないのか。」と鵜呑みにしちゃいけない。M社の店舗にはシンクも鉄板もフライヤーもある。(数ヶ月アルバイトしたことがある。)ではどうして「厨房を廃止」と表現しているのか?そこに疑問を持たなければ何も始まらない。

小さい頃は何でもわからないことを身近な人に聞いていたはずだ。そのうち「そんなこと自分で調べなさい。」と言われ、自分で調べる人と、疑問をそのままにする人に分かれた。疑問をそのままにする人と、現代文が苦手な人は同集合に位置する。

しかしまだ大丈夫。みなさんは現代文の学習をするというミッションがある。この機会を活かして、自分を「疑問を持ち、自ら調べる人」に変えていこう。

明日は休むことにした。最近オーバーワーク気味だったので、ちょうど良かった。しかし休みなのにまた雪だ。子どものサッカーの試合で外に出なければならない。うーん、大丈夫かな?