Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

ドーミーイン松本

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ホテルにあるサウナ。宿泊しないと入れないのかもしれない。本格的なサウナで、とても満足のいくものだった。

長野出張だったので、前泊して松本に泊まった。昨年も出張はあったが、その時はこのホテルは高くて臆してしまった。しかし、この時期、手頃な価格になっていた。しかし、その時も泊まればよかったと思わせてくれるサウナだった。

人工温泉らしいのだが、水質は申し分ない。水風呂も全くカルキ臭いことはなく、とてもしっとり肌に感じられる。サウナは定員8名前後ぐらいだが、コロナウイルス感染症対策で、4名に限定されている。日曜の夕方で丁度空いている時期だったのか、満員になることはなかった。温度は86℃だが、とても熱く感じられる。湿度がある程度あるからなのだろうか?窓があり、内風呂と開け放された窓の外の露天風呂が見えるので、とても解放感が感じられ、ゆったりできる。何よりも気に入ったのは、テレビはなく、ヒーリングミュージックがかかっているところだ。テレビがないサウナ、最近ではとても貴重になってきた。

いつもは水風呂に入る前に水風呂の水をかけてから入るのだが、すぐ近くにシャワーがあるので、そこで汗を流して入る。水風呂に入る前に冷たい水を浴びた方がいいのか、お湯にして、水風呂に入る時、初めて冷たさを感じるべきなのか、意見が分かれるところだが、私は今のところ答えが出ていない。どちらでもそれなりに気持ちがいい。水風呂の水をかけると、大量の水が頭からかぶれて、「ひゃーっ!」という気持ちになるし、先にシャワーで汗を流すと、水風呂に足から徐々に入っいてくスリル感もある。

水温は20℃で、それほど低くないが、そういうときの水風呂半身浴だ。体全体がどんどん冷えていく。

このサウナで、気に入ったのが、浴場が9階で、露天風呂があり、展望風呂となっている(立ったときに外が見えるのだが。)そこにデッキチェアがあり、外気浴ができるのだ。ちょっと遠くを見ると松本の山の緑が目に映え、緩やかな風が体にあたる。最高の外気浴となった。休憩スペースがちょっと狭いのが玉に瑕で、2人分のチェアしかない。他に休憩できるスペースもあまりない。空いていてよかった。

曇の中、休憩していた。顔を上に向けていたら、ちょっと雲が薄くなり、明るく感じてきた。その時に完全なるととのいがやって来た。全身泡立ち、光に満ちるという恍惚感、本当に久しぶりの感覚だった。

今日のととのい度→5 ☆☆☆☆☆

えちご川口温泉

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2回目の来館。緊急事態宣言解除から、結構時は経っているが、解除後すぐと同じ対応をしているえちご川口温泉は、信頼できる温泉施設だと思った。来客は県内限定ということではないと思うのだが、住所等を記入し、手の消毒を促している。

客は少なく、ゆったりできた。今回サウナは前回よりもとても熱く感じられて、いつもは3セット目は12分入るのだが、それが我慢できなかった。客が少なかったからだろうか?とは言ってもサウナで一人きりになることはなく、テレビを消すことができなかった〜。

前回よりも気温が高くなり、露天風呂の縁で寝転ぶと、背中にじわりと温かさを感じられて、とても気持ちよかった。遠くの鉄橋を列車が渡る音や、トンビの鳴き声が聞こえ、これだけでリラックスできるのは当然だ。

気温が高くなると、ここの水風呂は水道水ということだから、やっぱりちょっと温度が上がってきているのを感じる。いくらでも入れる感じなのだが、3セット目にふと思い立って、水風呂での半身浴を試みた。なんと、全身漬かるよりも冷たく感じる。半身浴にすることで、血流が強くなり、全身に冷たさが回る感じがするのだ。下半身の冷たい状態を上半身の温かい血液で戻そうとする働きなのだろうか?上半身も冷たく感じてくる。そして、休憩前に上半身も水に沈めると、冷たさが倍増して感じられた。

夏の水風呂対策は、半身浴で決まりだな。

ここの夏野菜カレーもおいしかった。

今日のととのい度→3 ☆☆☆★★

かわら亭

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回数券を買ってしまった(1年間)。なんだかんだいっても、テレビが入ったとしても、外の水風呂がある限りは、ここがホームサウナだ。

最近あまりにも体がなまっているので、ランニングをしてからサウナに入ることにした。かわら亭があるところは、人通りがないので、マスクをしなきゃという配慮が全くいらない。ランニングするのに人と全くすれ違わない。まぁ、最近は暑さのせいで、外でのランニングでもマスクをしなくても大丈夫という見解が出ているのだけれど。感染のリスクよりも熱中症のリスクが高くなるし、熱中症で運ばれることによって、医療現場への負担が増えるという、リスクマネージメントの結果だろう。

いつもは上越市の方に向かって走り出すのだが、今日は逆方向、つまり、長野の方へ向かって走り出した。途中国道脇の道に入り、ずんずん長野に向かって行く。そうだった。長野に向かうということは、緩やかな坂を登っているということなのだ。走り始めで坂はかなりきつい。道の駅新井近くになったら、1㎞7分台になってしまっていた。3㎞ちょっとで折り返してかわら亭に向かう。

木曜日だからなのか、風呂に入っている人はとても少ない。以前訪れたときよりもかなり少ない。結局サウナに3回入ったのだが、誰とも一緒にならなかった。最高の状態だった。1人だったので、すかさずテレビを消した。このサウナ、テレビがあるのだけが唯一の難点だったが、1人だったら消してもいいだろう。その後誰もサウナに入ってこず、ゆっくりとオルゴールの曲を聴いて、自分に向き合いながら、サウナに入ることができた。

転職して2年目でここのサウナを知ったのだが、2年目当たりは、かなり仕事で追い詰められていた(今も解放されているということでは無いが。)。その時、閉店間際のかわら亭に来て、一人のサウナ室で自分に向き合ったことをよく思い出す。精神的にまいったときは、肉体的な解放でバランスをとるんだな、とも思った。そんなこともあるので、このかわら亭が好きである。

今日の気温は28℃前後だったので、水風呂の水温は20℃近くになっていたかもしれない。いくらでも入っていられるほどの水温だ。しかし、水風呂は水温じゃなくて、水質だと思ってきた。この水の匂いと、しっとりと肌になじむ質感はとても気持ちがいい。冬になるとビンビン肌を攻撃する冷たさなんだけれど。

サウナでも水風呂でもリラックスできた。ただ、雨がポツポツふってきたので、休憩はなんだか雨が当たってリラックスできなかったかなぁ?

今日のととのい度→3 ☆☆☆★★

かわら亭

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2週に1回のサウナを目指そうと思う。かわら亭には残念ながらサウナにテレビが入ってしまったので、私のベストサウナとは言えなくなってきているが、今のところ仕事の後行けるところではここしか行く気がしない。料金も通常の800円に戻ったので、回数券でも買おうか?と思う。今回はポイントカードで入った。

サウナもテレビが入ってしまったから、私しかサウナにいないのであれば、テレビを切ってしまおうか?とも思っていたのだが、残念ながらそんな機会は全くなかった。常に誰かがいた。1人タオルも持たず、平気で咳をしている私よりも若い人がいたのだが、非常識と言っていいんじゃないか?

サウナの内張が新調され、檜の引き締まった香がしているのは、気持ちがよかった。でもテレビが無い方がいいなぁ。

サウナ自粛前は、すっかりととのわなくなった体なのだが、自粛後は3回連続でととのっている。ととのわなかったのはサウナに慣れてしまったからなのだろうか?あの時は何のためにサウナに行くのか?と自問自答している時期だった。ととのいのためでは無く、自分を見つめるためなんだと、禅僧のような気持ちにもなっていた。

今日は気温がとても高かったが、微風も吹いていて、鳥のさえずりも聞こえ、流水の音も充満し、とてもよい外気浴だった。ずーっと外気浴していたい気持ちだったのだが、かわら亭では石の上に座って休憩するので、だんだん尻が痛くなってくるのだ。ベンチがあったらなぁといつも思う。同じ値段だったら、川口温泉の方がよいのでは?と思ってしまうのだが、遠いので、仕事帰りには行けない。川口温泉には休みの日にしか行けないなぁ。

今日のととのい度→4 ☆☆☆☆★

かわら亭

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かわら亭が再会した。そして今シーズンの外の水風呂も再開した。いろいろ営業に制限があるので、800円のところ600円で入館できた。コロナウイルス感染症対策でいろいろ制限があるが、来客も多いのか?と思いきや、それほどでもなかったので安心した。

サウナに入ってびっくりした。テレビが設置されていた。いつの間にか?新潟県内のテレビがない数少ないサウナだったのだが、残念だ。あのやすらぎはもう感じることができないのか。がっかり。

サウナのマットは間隔が空けられていて、6人くらいしか座れなくなっている。今回私が入ったときに5名だったときがあった。休日には一体どうなることやら?

とはいえ、久しぶりの外水風呂。ととのわないわけがなく、気温20℃で微風が体に当たり、気持ちよかった。2サイクル目で完全にととのった。

5月いっぱいまで食事のテイクアウトをやっていたので、鶏の唐揚げと牡蠣フライを注文した。うまかった。テイクアウト、続けてくれないかな?

今日のととのい度→5 ☆☆☆☆☆

えちご川口温泉

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今年の新規開拓サウナ3件目。

約2カ月ぶりのサウナ。1回GW中に「おうちサウナ」を試したけれど、ベランダに置くようにテントサウナを買うか?とも思ったけれど、効果とコスパを考えれば、本当にサウナに行った方が断然いいに決まっている。新潟県内のニュースで、温泉施設が再会したとあったので、さっそくサウナがあるかどうか調べてみたら、あるじゃないか。住んでいるところからちょっと遠かったので、今までは行こうとも思わなかったのだけれど、2ヶ月前に行った松之山の「ナステビュー湯の山」がちょうど休館日だったということもあり、脚を伸ばして越後川口まで行った。

入場の時に店員が検温をし、住所と名前を書くことになっている。新潟県内在住者のみ来館可としているからだ。開館したてということで、込んでいるのか?と思いきや、駐車場の車はまばらであった。よし、快適なサウナライフを過ごせるかな?と期待する。

800円という入場料は少々高い感じがしたが、この時期にサウナに入れる喜びの前ではそんなことは関係ない。ロッカーは、1つおきに使えるようになっており、新コロナ対策が徹底されていると思った。温泉は石油臭がほんのり感じられるもので、嫌いな匂いじゃない。湯温はちょっとぬるめだった。

サウナは、普通であれば20名程度は入れるまぁまぁ広い室内だった。今までみたことがないのだが、写真にあるように背もたれの部分にアンカみたいなものがあって、背中からも温かさがじんわり伝わってくる。これは、熱源となっているのではなく、中にある石が蓄熱して、放熱しているのだろうか?とても気持ちいいものだった。室温は90℃よりちょっと低かったが、2ヶ月のブランクがあったので、かなり熱く感じた。1セット目は6分と入っていられなかった。

水風呂はまぁまぁ満足のいく広さだった。私が入る時には誰も入ってこなかったので、広々と感じた。大人が膝を抱えて座れば6人くらいは入れる広さで、この規模の施設としては十分な広さだろう。水道水を使っているようなので、「夏にはぬるくなる」という断り書きがあったが、5月下旬では手足先が痺れることはなかったが、満足のいく冷たさだった。

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とても気に入ったところは、露天風呂が広く、そこの岩の上で外気浴ができるというところ。ここからの眺めは素晴らしく、信濃川でできた河岸段丘の広い景色を見下ろすことができる。遠くに走る列車の音も心地いい。露天風呂の縁には約50cmぐらいの平らな部分がめぐらされており、そこに仰向けで横たわることができる。ちょうど陽も照っていて水風呂で冷えた体がじんわり温まってくる。これでととのわないはずはない。こんな眺望のよいところで真っ裸で外気浴ができるのは、今までに経験がない。新潟県の山腹の温泉施設だからだと思う。新潟県に生まれてよかった。都会では絶対にこんな事はあり得ない。

1つ残念なことは、サウナにテレビがあったということ。贅沢な要求かもしれないが、これでテレビがなく、静かなBGMでも流れていたらいいのだけれど。しかもテレビの音が大きい。うーん、残念だった。

今、フィジカルディスタンシングが求められているのだが、温泉で仲間と来て会話をするというのは、どうなんだろう?と思ってしまった。これだけ飛沫に神経質になっているのだが、他の人もいるというのに、マスクができない温泉で会話をするというのは、他人に恐怖さえ与えてしまうのではないか?と思ってしまう。彼らが近くに来る度、移動して別の風呂に入っていたりした。会話内容からして家族ではないと思われるのだが。うーん、いろんなストレスを覚えてしまうウイルスと時勢が悪いのだが。

今日のととのい度→4 ☆☆☆☆★

擬似ホームサウナをやってみた

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外気浴
#うちでととのうチャレンジ

初めに

サウナに行けずに2カ月以上が経過している。血流が悪くなるのを感じる。脚のふくらはぎが夜になるとパンパンになる。テントサウナを買うしかないのか?と思ったが、 #うちでととのうチャレンジ の記事を読んで、家の普通の風呂場で擬似サウナをやってみた。

水風呂

水風呂をどうするかがいちばんの問題なのだが、いろんな記事を読むと、浴槽に水をはる、冷水シャワーにする、簡易プールを買ってそこに水をはるという選択肢がある。サウナこそ水風呂でしょう、という主義の私は迷わず浴槽に水をはることにした。自動湯ばりなので、シャワーを冷水にし、浴槽に突っ込んで水を溜めた。蓋をするのを忘れない。

サウナ

さて、風呂場をどう熱くするのか、ということだが、記事には熱湯シャワーを使うとあった。そういえば、浴室乾燥機がついていたので、暖房機能がある。暖房機能を「強」にして、ガンガンかけるが、それだけではまだまだ温度は上がらない。熱湯シャワーも使うことにした。温度設定を55℃にして、からんの温度調節のリミッターを越えたところで、ぎりぎり我慢できる湯温になった。座っている状態でそれを背中にかけ、反転して足先、指先にかけることを何度かくり返すと、「水風呂に入ってもいいかな?」という気分になった。この日外気温は14℃でちょっと寒い感じだったから、水風呂もかなり冷えていた。

水風呂に入る

一般のサウナと違っていいところは、かけ湯をしなくてもいいこと。いきなり水風呂に入る。かけ湯をしないから、いつもよりもおそるおそる入ることになった。水温はちょうどよかった。よく行くサウナ施設の夏の水風呂よりも冷たい印象だ。15〜17℃ぐらいに感じた。入っていると手足の先がちょっと痺れてきていい感じだった。2〜3分入って上がる。上がるときは蓋をするのを忘れない。いつものように3セット試す予定だから、浴室暖房はかけっぱなしでベランダへ行く。

休憩

今回の擬似ホームサウナでいちばん気持ちよかったのは休憩だった。外気温14℃で、それほど風も吹いていない。天気は晴れている。街の喧騒もかすかに聞こえてくる。かなりリラックスできた。ととのうのか?と思っていたが、やっぱり1セット目はそれほどでもなかった。2セット目に突入する。

まとめ

3セットおこなったが、ととのうまでは行かなかった。サウナの温度がそれほど上がらないのが原因だと思われる。水風呂は完璧だったのだが。しかし、休憩していると脚や手先がだんだんジンジンしてきて、血流が激しいのがよくわかる。とても気持ちよかったし、すっきりした。お湯をかけっぱなしということで、エネルギーの無駄なのか?とも思ったが、シャワーの水量は思ったよりも多くない。1回の擬似サウナで、10リットルも使わないのではないか?と思う。足先をお湯を溜めた洗面器につけていたが、もうちょっと大きなタライのようなものにつけていたら、体を温める効果は高いのではないか?と思う。タライを買うかどうかはわからないけれど。電気ストーブのような、輻射熱を発するもので直接体を温めた方がいいのかもしれない。でも、そんなことしたら風呂場の内装を傷めるのかな?

とにかく、擬似サウナだが、水風呂につかれ、外気浴ができたので満足だった。外気温がもうちょっと高くなれば、もうちょっと快適になるのだろうか?20℃くらいになったら再チャレンジしてみようと思う。

今日のととのい度→1 ☆★★★★