Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

最高の「お礼の言葉」(答辞)

本日卒業式だった。私が卒業生代表「お礼の言葉」(答辞)の指導だった。生徒会長のキャラを生かして、全校生徒、保護者、職員に訴えかけるものにしようと思っていた。イメージとしてはアントニオ猪木のマイクパフォーマンス*1。そして会長もその提案に乗ってくれた。

目標は「みんなを泣かそう」だった。

文章はほとんど会長が書いて、事前に何回か打ち合わせしただけで、あとは本人が練習した。

私のアドバイスとしては、

  • 最初の話し始めの1段落と最後の締めの言葉は暗記して顔を上げて言う。
  • 一番盛り上がるところの直前にちょっと間を開ける。
  • 語尾を下げないで、まっすぐ声を出す感じで訴えかける。

というものでした。

出来は私の予想以上のものでした。「生んでくれてありがとう」というところにはウルウルしてしまった。原稿の内容は知っていたのに……。それに本人も声を詰まらせる(演出?)もんだから、本当に泣けてきた。うまいなー。

私が今まで聞いた答辞で、聞いていてウルウルしたのは初めてでした。本人も保護者も私も泣いたので、目標達成!

*1:もっとマニアックに言うと、アルビレックス新潟ホームゲームの「ローソンサンクスデー」のローソンのお兄さんのマイクパフォーマンスが最も近い