Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

旭山動物園

さて、北海道に家族で行くよ、と長男に言ったとたん、息子は「旭山動物園に行きたい!」と即座に言った。それほどこの動物園は有名だ。小学1年生の子どもにもその評判は伝わっていた。

群読の会の飲み会で、現地の方々に「旭山動物園に行くんです。」と言うと、「日曜日はやめた方がいいよ~、動物見るんだか、人間見るんだかわからないよ~。行くんだったら開演前に並んで入るか、午後3時以降だね。」

なんて脅されてしまった。実際、夏休みの日曜日だ。混むのは当然と言うことで、「やっぱり行くのやめにしない?」と息子に言ったら「やだー!」と拒否された。そりゃそうだ。私は群読の大会が目的で北海道に来たが、長男にとっては旭山動物園が第一の目的だからだ。

ということで、旭山動物園は夕方に行くことにしました。午前中はどうしたのかというと、富良野に行きました。富良野につくまでが遠かったなー。富良野アンパンマンショップ(ジャム園隣接)があるというので、そこに行った。これは次男のためといっていい。

アンパンマンショップの前には、アンパンマンのキャラクターの石像が所狭しと並んで次男は大興奮状態だった。中も商品がたくさんあり、普段あんまりキャラクターを買ってやらない私も、食事用のエプロン(今回の旅行で忘れてきてしまった)とTシャツを買ってあげました。

そのあとカミさんにとっては、富良野と言えば「北の国から」ということで、「五郎の石の家」を見にいった。私は「北の国から」は全くといっていいほど見たことがない(パロディー番組の方を見ていたかも)ので、あんまり感動はなかったのだが、カミさんは目を潤ませながら訪れていた。

そのあと動物園へ。3時過ぎについて、無料駐車場が空いていた。ラッキー。旭山動物園の近くには民間の有料駐車場がたくさんある。呼び込みがそこに入れようと旗を振っている。危うく有料駐車場に入りそうになってしまう。

北海道の夕方とはいえ、日差しが非常にキツイ日だった。暑かった~。長男は場内案内を見て、「まずはここ、そしてここ、とプランを練って先頭に立って歩いていた。有名なペンギン館の餌付けを見られてラッキーだった。それから白熊を見て、猿を見た。オラウータンはオリの中で遊んでいて、たかーい遊具を渡ることはなかった。残念。

はっと気づいたら猛獣館を見逃していた。帰る前に寄ったら、もう閉園時間前で猛獣たちはお休みしていた。

旭山動物園は、いろんな工夫がしてあって、夕方にちょっと行っただけでは全てを見ることはできなかった。しかも560円という入園料。1000円出せばシーズンパスが買えるということだ。旭川市営なので、これほど安いのかな?

高速を飛ばして7時半ごろ札幌に着いた。ホテルはレトロ調で高級なところだった。いいホテル。スタッフの教育が行き届いている。なんと、体操のひろみちお兄さんが朝食時のバイキングで席が隣になった。びっくり!

写真は「五郎の石の家」の中。