Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

雷を聞く

5限の授業の時に寒冷前線が通過したらしく、雷が鳴り、大雨が降ってきた。ちょうど10分読書の最中だったので、雷を聞き、雨が窓に当たる音をクラス全員で聞けた。

ちょっと本から目を離して外を見ている時間が全員にあった。

そんな姿を見ていて、こういう時間って大切だよなぁ。と思った。

授業が文学重視に傾倒していたときは、インクのシミ(教科書の文字のこと)に四季を感じる授業をしようとしていた。つまり、テキスト本意の授業をしようとしていた。しかし最近は子どもたちの中にある世界の方が大きく感じられるようになったが。

本当の自然から自然を感じることの方が重要だよな。読書の時間はそんなことも含まれるからすばらしいと思える。