NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で、庭師の北山安夫さんの言葉。
北山さんは伝統的な寺院の庭を任される力のある庭師だ。「伝統を守ることが仕事なのか?」というようなことを聞かれたとき、次のように答えた。
「10人中1〜2人が賛成することはおこなう。しかし、10人中7〜8人が賛成することはしない。だってそれは使い古された過去の産物だから。」
最先端のもの、次の時代のものには、多くの賛同は得られない。しかし多くの賛同が得られないからといって間違っている理由にはならない。
『学び合い』はなかなか広まらない。多くの賛同がまだ得られている状況ではない。しかし多くの賛同が得られていないということは、間違っている理由ではなく、次の時代の、最先端のものであるからということも言える。
もっとも、賛同を得られないのは教師からであって、多くの子どもたちからは賛同を得られている。子どもは未来へ生きる。