Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

エルヴィス


2022年 アメリカ ユナイテッドシネマ視聴

アルビレックス新潟サポーターとしては、エルビスプレスリーの映画は観に行かねばならない。何せ、一番数多く歌っている曲があるから。

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映画の後半は、この曲がバックに流れることが多くって、大切な歌だったんだと分かる。

だから「ジョジョの奇妙な冒険」の影響で、80年代前後のロックが好きになっている息子を誘った。「好きなロックミュージシャンに多大な影響を与えた人なんだよ。それからビートルズや、大滝詠一にも」と言って、一緒に行ってもらった。カミさんも観るというので、3人で行った。奇しくも去年の7月18日にも3人で「竜とそばかすの姫」を観に行っていて、7月18日はうちの家族では映画の日なのだろうか?

ユナイテッドシネマでは、月曜日はコメリカードを持っているとペアで2400円で観られるので、それプラス高校生料金だったら安く観られる。ネットで予約しようとしたら、ウオロク・コメリ割りが適用できない。ちょっと早めに行ったら、かなり並んでいた。ちょっと使い勝手が悪いなぁ。

プレスリーは1977年に亡くなっているのだが、私の記憶は、かなりのベテランという感じで、ハードなロックンローラーという感じじゃなかった。かなり太っていたし。

でも、この映画が上映されて、プレスリーが打ち破った壁というものに驚かされた。黒人音楽は黒人のものという固定観念をとっぱらい、男性のエロチックさも前面に出してアピールしていた。そうか、ぺこぱの松陰寺は若い頃のプレスリーだったんだな。


ボヘミアン・ラプソディ」もそうだったのだが、世界的大スターというのは、どうしてマネージャーに搾取されて、薬に溺れ、不遇な生涯を送ってしまうんだろう?と思ってしまう。マイケル・ジャクソンもそうだし。その当時それが当たり前だったのか、他を知らなかったのか、分からないけれど。今でもそうなのかもしれない。

個人的には、プレスリーのもっと若い頃の、黒人音楽と白人の架け橋になった頃のことをたくさん描いてほしかった。成功してから薬に溺れて家族も失う姿は悲しかった。

初期の頃のロックミュージックは、ひとつひとつ大滝詠一の曲が思い出されていて、ああ、元ネタはこれなんだなと思い返しながら観ていた。

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