長男に次男が散らかしたものを片付けさせようとすると、「ぼくやってないのに」と言う。そういうときは「やってなくても片付けるの。」と言う。
《ボクがやったら片付ける》というのは、《ボクがやったこと》=《片付ける労力》という等価交換だ。ということは、
《ボクがやっていない(=0)》<《片付ける労力》ということになる。
しかし、《今までボクがやってもらったこと》>《片付ける労力》なんだから、片付けなければならない。
無償の労働というものが家庭内には無限にある。無限の労働の経験をしていけば、ニートにならずに済むのか?
いや、しかし、私はそれほど家庭内労働をしなかったぞ。悪い子どもだったなぁ。