Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

ブログの効果

私がインターネットで「日記」(その当時はブログなんて無かった)を書き始めたきっかけは、愚痴、ぼやきをネット上に上げることにより、気持ちをちょっとは発散させるのが目的だったので、書いた内容は、もし固有名詞を書いていれば問題になるようなことばっかりだった。

しかし、だんだん「読んでいます」というメールが来るようになると、「そういうことは書かない方がいいなぁ。」と思って、ポジティブな主張や、授業をやってみてぜひ紹介したいことを中心に、愚痴や批判は少なくなってきた(それでもなくなったわけではなかった)。

その後このはてなブログにグループを作って移行した。そうすると変化が起こった。アクセス数がぐぐーんと多くなり、過激なことは書かなくなってきた。1年か半年周期で落ち込むときには、そんな状態を書くと、温かいコメントが沢山来たりと、人の優しさを感じるようになってきた。

そして、ブログで知った人と実際に会ったりして、また、知っている人がブログを開設したりして、人と人とのつながりが常に感じられるようになった。

世にはブログに載せるネタのために行動するという本末転倒なおこないがおこっているというけれど、少なくとも私にとっての『学び合い』グループブログは、『学び合い』という行動のため、もしくは『学び合い』に関係なくても私の記録のために書いているという意識がある。

私の書く内容は、1「伝えたい」ということと、2「記録したい」ということと、3「あとで検索しやすくするために残しておきたい。」という3種類に分かれる。

ちなみにこの記事は2が強くて、ちょっと1もという感じです。