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上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

模擬授業開始

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学部2年生「教育実践基礎論」の模擬授業が始まった。今年はとても履修者が多い。何でかな?と思っていたら、ある学生さんが「このコースの名前を冠しているから」ということを言っていた。今の学部2年生から今までの「教職デザインコース」から、「学校教育実践コース」に変更になった。そうか、そうだったのか。「自分のコースの名前がついている授業だから取らなきゃ。」という理由で、たくさんの人が取ったのかもしれない。気づかなかった。

この授業開校時は8人しかいなかったのに、今年度は25人にも増えたので、開校時の模擬授業は1人30分取っていたのだが、1コマ20分×3人にしないと、全員に模擬授業が回らない。従って、今回は事前に「目標課題評価ワークシート」を検討し、模擬授業で行う目標、課題、評価を考えて、ある程度固めてから授業の詳細を考えることにした。

模擬授業を考えることになると、「どんな活動をさせればいいか?」ということが真っ先に出てきて、面白い活動、アクティブな活動を考え、「その活動は何のためにするのか?」ということがおろそかになる。「今まで、そんな風に授業を考えたことがなかった。」というふりかえりをたくさんの学生さんが書いてきた。また、目標と評価の繋がりに思いを馳せることができず、考えた評価が目標の達成度を計るものになっていないことが多い。

事前に出されたシートに赤字でツッコミをどんどん入れて、それをグループで検討していく。
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他者から見てもらうことで、目標課題評価が繋がっているかどうかをブラッシュアップし、模擬授業に臨む。

模擬授業では、学習者役と観察者役に分け、観察者役は、授業での授業者、学習者の様子を観察し、気づいたことをレポートし、そのレポートを授業者が読み、自分の授業を検討していく。受講者が少なかったときは、私が詳細に記録して、レポートしたが、複数の目のレポートの方が、授業者にとっては勉強になる。

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こういうことを2サイクルか3サイクルぐらいしていけば、かなりの授業力がつくのだが、それはこの講座では難しいなぁ。年度末までこういう授業を続ける。