Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦


2024年 Production I.G イオンシネマ新潟西視聴

テレビアニメシリーズの続きの映画で、こういうパターンの場合、テレビシリーズで続きを気にさせ、映画で収入を得ようという意図がある場合があるのだが、もうすでにマンガを全巻読んでいるので、結果は知っている。しかし、映画だったらきっとテレビシリーズとは違って、綺麗な絵で迫力あるように描かれているんだろうな、と思い観に行った。

妻も次男も連れて行ったのだが、妻はマンガは2話しか観ていない。次男はだいたいのストーリーを知っている程度だったのだが、対音駒高校の試合だけを見るだけでも面白いだろうと誘って、その気になったので連れていった。イオンシネマは、ミニオンズカードを持っていれば、1人1,000円で見られるのだが、1年間に6回までだったので、1枚しか1,000円チケットを買えなかった。1,400円でドリンク&ポップコーン付きチケットを2枚買ったのだが、後から55歳以上は1,100円で観られるとしり、そっちにすればよかったと思った。あの大量のポップコーンは食べきれるはずがない。

それはそうと、音駒高校との1試合で約1時間半描いているのだが、間延びするどころか、素晴らしい出来だった。ちょくちょく回想シーンが入って、登場人物の今の思考やプレイと繋がるのだが、それが繋がる度に思い出されてぐっときてしまう。妻や次男はそこのところが薄いため、私ほど楽しめなかったようだが、試合を描くこと自体が素晴らしいので、十分に楽しんでいた。

この映画は、ほとんど研磨が主人公として描かれていたな。マンガでもそうだったか?読了してから時間が経っているので、おぼろげだが、視点が違ってそれも良かったかも。個人的には影山にもっとフォーカスしてほしかったが。

最後のワンプレイのシーンは、アニメでしか描けないカメラワーク。素晴らしかった。

続きはテレビなのか、映画なのか。それでも最後までアニメで描いてほしい。崩壊していない絵で。