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上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

文化学園長野中学高等学校訪問

総合的な探究の時間でSDGsについて各グループで探究し、発表しているということだったので、文化学園長野中学高等学校を訪問した。発表してくれたのは現高校2年生の生徒たち。1年生の時におこなった探究を今回我々に特別に発表してくれた。

私の木曜1限「中学校高等学校国語科授業づくり演習」に毎週学校から両角先生がオンラインで参加してくれている。お近づきになったし、片桐ゼミの岩折君が「国語でSDGs」をテーマに研究しているから、高校にSDGsを取り入れて、先進的な取り組みをしているので、勉強をしに行くことにした。

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前半は、6チームの取り組みの発表だ。本やネットで調べるだけではなく、児童相談所子ども食堂に直接足を運んで調査する姿が素晴らしい。2次情報だけでまとめるのではなく、足を運んで汗を流して1次情報を取得している姿は、忘れてはいけないことだ。足を運ぶことで、そこで感じた肌感覚も、とても大切なデータとなる。

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後半は、椅子を円形にして、我々も一緒に座談会っぽいふりかえりと、今年の探究内容の抱負だ。我々も感想、質問、アドバイスを伝えた。

岩折君がこの会に間に合わせて作った「国語授業でSDGs」のプリントを配布して、それぞれのゴールについて意見をもらった。自分たちが担当したゴールについて感想を言ってもらった。「国語授業でSDGs」は、SDGs達成のために、国語の授業で具体的にどんな取り組みができるか?というものだ。探究の時間でも、平時の国語の授業でもSDGsを達成しようと思わなければ、達成できるはずがない、という思いから、今後研究を進めていく。
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午後は、出前講座として、教師を志している生徒さん達に参加してもらって、進路講話を行った。45分は、私が用意してきた「上越教育大学に入ると、こんなに学べるよ」ということと、「教師になるために今後どのような心構えで学校生活を送るべきか」という話した。AIと棲み分けしていくためには、主体的・対話的で深い学びで「最適解と納得解」を得られる力を付ける(子どもに付けさせる)しかないと言う話だった。

その後の45分は、院生さん3名と参加生徒さんとの交流会みたいな感じになった。「教師はブラックですか?」とか、「集中力が続かないんです。」とか、「よく勉強を仲間に教えるのだけれど、うまく教えられないときがある。」というような質問が出た。高校生の質問は、予想しないようなものが多く、とても面白い。それに対して、一生懸命答えようとするから、こちらも勉強になる。
あっという間の90分だった。

両角先生とは、今後の連携についても話し合った。総合的な探究の時間の授業の時に、オンラインでこちらと繋いで、研究のアドバイスや、発表練習なんかができれば楽しいだろうなぁというように、連携の妄想が膨らんできた。

高速道路を使って1時間強で長野市に行くことができる。考えてみれば、とても近い。益々連携を進めて行きたい。