Pay it Forward,By Gones

上越教育大学 教職大学院 教授 片桐史裕のブログ

Zoom+対面授業 その2

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今日の授業の私の目標は、Zoom参加メンバーと対面授業参加者の融合だ。簡単に言えば、Zoom参加者と対面参加者で対話的学びを仕組むのだが、結果的にはうまく言ったと思う。

私は写真のとおりAirPodsを付けた。MacBookProにAirPodsを認識させればうまく行くと思いきや、そうではなかった。Zoomの音声入出力が何を選んでいるのか確認しなかった。だからZoom内でハウリングを起こしていたり、こちらの声は届くが、あちらの声が聞こえないというようなことが起こった。

Zoom画面のマイクのアイコンで設定が変えられる。そこでAirPodsを選ぶことで、事なきを得た。

しかし、対面者とZoom参加者と同時に対話するのは、かなり大変だった。対面者の音が遅れて届くのだ。いっこく堂である。対面者の声は、空気を振動して聞こえた後に、インターネット経由で聞こえてくる。これが困った。両耳に着けいてたAirPodsの片方を外した。外してケースの中に入れた。片方だけ外した状態では、片方のマイクから音を拾うのだろうか?そこら辺が不安だった。これで対面者の声ははっきり聞こえる。しかし、片耳からは遅れて届く。

自分が喋らないときはミュートにするというのは、基本なのだが、解除しないで話してしまう。うーん、もうちょっと感度を上げるというか、下げるというか、AirPodsを使っている時は、近くの声だけを拾ってミュート解除をして欲しい。会議用マイク&スピーカー(スピーカーフォン)を使えばここら辺はクリアーされるのだろうか?

今回はiPadAirのアウトカメラで教室全体を撮したので、前回よりも画質はよくなったかもしれない。iPadAirにはイヤフォンジャックがついているから、そこにステレオミニプラグを差し、教室内のスピーカーでZoom参加者の声を流せるようにした。新しいiPadにはもうイヤフォンジャックはついていない。音の問題はややこしいので、残して欲しかったとも思う。USB-C端子で、HDMI接続の選択肢しか無くなった場合、音がうまく流せるかどうかは不確定だ。

少なくとも、今使っている教室では、なぜかアップル製品がHDMI接続できない。Windowsマシンだと繋がるのだが。こういうことが起こるから、便利なようなハイテク機器も実は便利では無くなるということが起こる。アナログ接続だったら、頭の中でイメージできるから、何とか工夫して接続出来るような気がするが、もうお手上げ状態である。それほどハイテクにして、教育効果は上がるのだろうか?そこが疑問。